ガルバニウム?ガルバニューム?
最近、屋根や外壁に「ガルバリウム鋼板」を好んで選ぶ方が増えました。
ガルバニウム、ガルバニュームなどいくつか違う呼び方がありますが、ここではガルバリウムで統一します。
インスタグラム等SNS上で発信されるガルバリウムを使った住宅はどれもおしゃれに仕上がっており、そして何よりもその特性を知った上で選んでいるお客様が多いことに驚きます。 今回は屋根工事におけるガルバリウム鋼板についてのおすすめポイントを書いてみました。
ガルバリウム鋼板とは?
簡単にいうと鉄板(鋼板)をめっきしたもので、そのめっき組成は、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%からなっています。
トタン屋根といえば赤茶色くなったさびさびの屋根が想像できるほど錆びやすい素材ですが、ガルバリウム鋼板はトタンの何倍も耐久性が高く、よほど条件が悪くない限り簡単には錆びません。
ということで、おすすめポイントその1は・・・
ポイント① ガルバリウム鋼板は錆びにくい!
錆びにくいということは、スレート屋根のように10年ごとに塗装する必要がないということ。施工場所など条件により、表面塗装の変退色が最長15年、穴あきが25年のメーカー保証がつく商品もあります。(とはいえ、シーリングやルーフィングの劣化で雨漏りは起こりますので、10年に1度の点検をおすすめしています。)
つまり、おすすめポイントその2は・・・
ポイント② ガルバリウム鋼板はメンテナンスの回数が少ない!
塗装面が剥がれて、むき出しになったガルバリウムの素地から徐々に錆が進みます。そうなる前に塗装するのが理想です。屋根塗装は10年を目安としてきましたが、ガルバリウムの場合は15年から20年に1度で良いかもしれません。(点検した上での判断となりますが。)
これまで弊社が施工してきた中で、ほとんどの方がノーメンテにもかかわらず、ガルバリウム鋼板の錆が原因で雨漏りしたということはあまりききません。 ただし、メーカーは雨水のかからない箇所は汚れがたまりやすく劣化しやすいため軽く水洗いすることを推奨しています。屋根の場合は、雨樋を詰まらせたままにするなど雨水の流れを堰き止めないようにしたほうが良いでしょう。
おすすめポイント③ 軽量で耐震性が高い!
建物の耐震性を低くする要因のひとつに屋根の重さがありますが、瓦に比べると断然軽いのが金属屋根です。重い素材の屋根から軽い金属屋根に葺き替えることで耐震性が高まります。
おすすめポイント④ コストと機能のバランスに優れている!
金属屋根の中でも銅板やステンレスよりお求めやすく、かつメンテナンスの回数が少ないことからコストパフォーマンスに優れているのがガルバリウム鋼板です。
金属屋根は、屋根板金職人の腕に仕上げが左右されます。弊社は長年社寺建築で培った加工技術で一般住宅にお住まいの多くのお客様にも安心して仕事を任せて頂いております。下請けではなく自社の社員の板金職人が工事しますので、中間手数料分割高になるということがありません。
雨漏りでお悩みのお客様、是非ご相談ください。 屋根工事、屋根葺き替え工事、コーキング工事、雨漏り工事、外壁板金工事、火災保険による工事についてのご相談を承ります。
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